こんにちは、後編のご紹介です✨。
前編はこちらです。【前編】内視鏡検査を支える!カメラ設備と洗浄体制|オリンパス製内視鏡カメラの導入・運用事例
今回は、カメラの故障事例とその背景、予防のポイントについてお話しします。
🔧 よくあるカメラの故障症状
- ボタンからのエアー漏れ
- アングル操作が効かない
- 拡大解除できない
仙台消化器・内視鏡内科はじめのクリニックの開業以来、
よくある故障症状はおおまかにこの3つが多いです。
どの症状も検査に影響してしまいます。
一見カメラの使い過ぎ、いわゆる経年劣化かと思いますが、、
🔍 オリンパスによる故障分析
メーカーからの報告によると、
多くの故障は経年劣化ではなく、「外的衝撃」によるものが原因だそうです!!
📌 具体的な外的刺激の例:
- 使用中のぶつけ・落下
- 強い圧力をかけてしまう
- 保管方法や洗浄時の無理な操作
つまり、悪いのは使い方でした!!
✅ 故障を防ぐための3つの対策
1️⃣ 丁寧な取り扱いを徹底
2️⃣ 使用前後の状態チェックを習慣化
3️⃣ 全スタッフへの定期的な研修
これらの対策により、修理回数・コストの削減につながります。
✨ まとめ
当院では、オリンパス製カメラの特性を活かしつつ、運用・保守・教育体制を整えることで、
検査の質を維持しながらトラブルを最小限に抑える工夫をしています。